「柊花。」
翔希があたしを柊花と呼ぶのは3日ぶりくらいかな。
「翔希。」
あたしも名前で呼ぶ。
翔希はあたしのほうに歩いてきた。
「好きだ。」
「・・・え?」
「お前が俺のこと嫌いでも俺は好きだ。」
嫌いなわけないじゃん。
あたしだって、
好きだよ。
「・・・だよ。」
「ん?」
「好きだよ。翔希。」
あたしは、
白河翔希が大好きです。
「もう一度俺と付き合え。」
「・・・。仕方ないから付き合ってあげる\\\」
恥ずかしくてうつむいたあたしはいつの間にか、翔希の腕のなかだった。
「ぜってー、離さねぇからな。」
覚悟しとけ
そう言って、翔希はあたしに軽く触れるキスをした。