「は?」
「ココ、もうママの言いなりにならない。なれないよ。もう・・・・。」
ココは、何を言われてもいい。
もう、逃げたくないよ。
「私、帰れとは言ってないし、やるなら最後までやりきってよね。自分のやりたいこと。」
ちづちゃんはそういうとココに背中を向けた。
「心寧のこと、私、嫌いじゃないわよ?」
「・・・ちづちゃん・・・。」
ちづちゃんは気づけばもう、テラスにいなかった。
「心寧?」
「湊さんだ。久しぶり。」
湊さんには、さっきちづちゃんに行ったことを先に伝えておいた。
最初から素直だったら。
もしかしたら、仲良くなれたのかなぁ?
さいどend


