「おはようございますです。」


「あら。柊花。早いわね?」

「当り前です。今日は新学期です。新学年なのです。」

あたしの名前は、向坂柊花。

母と、姉と、何不自由なく暮らしてる。

男なんていなくても生きていける!!

が、我が家のモットーです。

あたしも母も大の男嫌い。

その理由は、また後程・・・。

あ、嫌いであって、拒否ではないよ?


「そうね。あなたも2年なのね。」

「公佳は、まだですか?」


「ええ。」

公佳は姉で

超男好き。

あたしにとっては。

通常だと、それは普通らしい。