コンコン








ノックされた方を見れば愛しい人の姿があった












「今日の調子はどう?」









「まあまあかな。」











微笑みながら近づいてくるその人は、あたしの大切な人






名前は、聖也









「今度花見にでも行こうぜ。」








きれいな金髪が春風に揺れている










「先生、許してくれるかな?」






「許可しなかったらぶっ飛ばす。」









「それはダメ。」








ちょっぴりこわい見た目のくせに優しいんだ







聖也の存在に何度救われたかわからない