まだ、野球もしたい。


俺は、ゴソゴソと自分のバッグを漁って黒ペンを取り出した。


「ちょいそれ貸せ。」


「え・・あ、はい。」


美鈴から、ボールを受け取りキュッキュッと文字を書いていく。


書き終えて、空に掲げる。


うん、いい感じだ。


「何書いたの?」


「あ?・・・・誓いだな。」


「誓い?」