小泉が勢いよく部室から出ていく。そして私から見えないところで、二度『パン!パン!』と乾いた音が聞こえた。たぶん自分の頬でも叩いて気合いを入れているのだろう。
愛しい後輩だ…。
アレ?微妙に私の気持ちが変化してる?違う!違う!これは弟を見守る姉みたいな気持ちだし!
「待たせた!」
「もう泣き止んだか?」
「泣いてないですよ俺。泣いた覚えないですし。泣いてたように見えましたか?」
ああ、泣いてたよ!私のハンカチがそれを知っている。涙と鼻水でもうビショビショだよ。
「そうか、それならいい。悪いが私は時間が惜しい。さっそく始めてくれないか」
「ブラジャー!もとい!ラジャーです!」
「……」
しまった!思わぬ角度から変化球がきた!失笑するタイミングを逸した!いや、まだチャンスはあるだろう。小泉なら必ずやってくれるはず。
「もう始まってるのかな?私を楽しませるショータイムは」
「少々タイム!もとい!ショータイム始まりました」
「……」
これはキツイぞ!シュール過ぎて失笑すら出来ない!小泉の無茶ボケを理解するのにイッパイ、イッパイだ!
愛しい後輩だ…。
アレ?微妙に私の気持ちが変化してる?違う!違う!これは弟を見守る姉みたいな気持ちだし!
「待たせた!」
「もう泣き止んだか?」
「泣いてないですよ俺。泣いた覚えないですし。泣いてたように見えましたか?」
ああ、泣いてたよ!私のハンカチがそれを知っている。涙と鼻水でもうビショビショだよ。
「そうか、それならいい。悪いが私は時間が惜しい。さっそく始めてくれないか」
「ブラジャー!もとい!ラジャーです!」
「……」
しまった!思わぬ角度から変化球がきた!失笑するタイミングを逸した!いや、まだチャンスはあるだろう。小泉なら必ずやってくれるはず。
「もう始まってるのかな?私を楽しませるショータイムは」
「少々タイム!もとい!ショータイム始まりました」
「……」
これはキツイぞ!シュール過ぎて失笑すら出来ない!小泉の無茶ボケを理解するのにイッパイ、イッパイだ!


