席に着いたよ・・。

あのあと沈黙で大変だった。

「一ノ瀬君、あのさ・・・。」

「なに?」

うっ、うう

「いえ、ナンデモ」

バカだーーーーーー!!!

言えなかったし!!

あなたのお名前何?なんて聞けるかーーー!!

初対面なら許せるけど、やっぱ名前覚えるの嫌い・・・。

「瑠衣っ、おはよ!!」

「美優ぅぅぅ!!!おっはよおお!!!!!!」

「なになに?朝から元気だね、なんかいいことでもあった?」

えへへ、美優は分かってないなあ

「美優、ありがとね!!」

「あ~!うんうん、全然オッケー!!」

「でね、美優あの一ノ瀬君って・・・。」

「えっ!?千秋!?」

え?千秋__?

お母さんも言ってたけどなんでこんなに懐かしいんだろ。

でもなんで・・・?

「ち、千秋君って誰?」

「はぁ!?一ノ瀬千秋だよ??」

「千秋って名前だったんだ・・・。」

じゃあ、どうして呼び捨てなの?

ねぇ、親しい関係?

好き、とか・・?

いや、それはないか。だって美優には彼氏が・・。

「__いっ、瑠衣!!」

「えっ?な、なに?」

あ、トリップ・・。

「もー!!話聞いてんの??」

「ああ、うんうん、そうだね」

「でしょ?ホント迷惑ってゆーか・・・。」

全然話聞いてなかった。

はあ・・・。

一ノ瀬、千秋君。



あなたはあたしのなに__?