~次の朝~

ーーーピピピピピピ


「んぅ~・・・、うるさいなぁ・・・。」

「瑠衣~~!!!起きなさ~い!!」

お母さんだ、ん~!!

「はぁ~い!!、着替えてからそっち行く~」

あれから、美優に悩みを打ち明けたせいかあたしは

元気を取り戻せていたんだ。

美優に感謝しないとなっ!!

「おかーさん!行ってきます!」

「行ってらっしゃい、あ、そうそう外で千秋君待ってるから。」

はいはい・・・。

ん?千秋君???

「誰?」

「はぁ!?あんたねぇ・・・、あ・・・、いや、ううん

いいから行きなさい!!!」

ええ?なんだそれ?

まぁ、いっかあ

「行ってきマース」

ガチャ_

「へっ!?一ノ瀬君?」

「はよ」

えええ!!お母さん・・・。一ノ瀬君来てるって言ってよお!!!!!

「おは、オハヨウゴザイマス・・・。」

「ハハッ、早く学校行こうぜ」

え、え、一緒に!?

「んだよ、嫌なわけ??」

あちゃー、顔に出てたか。

「いえいえ、あはは」

「変な奴」

また変な奴・・・。

はぁ・・・。

変なの。

そう思いながら学校へ行った