一ノ瀬君イジワルだから・・・。

来て欲しくない、歩くんがいい。

「瑠衣・・っ!」

ビクッ!!

「あ、ゆむくん・・・。」

歩くんだ・・・。汗かいてる・・、探してくれた?

「バカ、瑠衣のバカ。」

えええ!?バカッて!!

「ひ、ひどいよ、さみしかったんだよ~!!!」

わんわん泣くあたしにオロオロしている歩くん。

「悪かった、ごめん」

「・・・、歩くん許す代わりにずっと一緒にいてよ。」

カァァァッと顔が火照った。

「瑠衣・・。」

あたしの名前を呼ぶとギュッと抱きしめてくれた。

___、歩くん。

「俺の前でイチャイチャすんな、このバカップル」

「へっ!?、い、いいいい、一ノ瀬君!?!?!?!?」

あ、そういえば、いたっけ・・・。

「ああ、悪い。」

「お前なぁ~、てかマジ瑠衣泣かせんなよ」

「はいはい、じゃ俺たち帰るな、サンキュ」

あれ~・・・。ムゥ・・・。

忘れらてる、あたしの存在!!