【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱






「おい、起きろ」




 肩を叩かれて、私は起きた。




「ほら、帰るぞ」


「え、あ、はい」





 私は、慌てて起き上がる。時計を見ると、九時半。




 結構時間が経ってた。





「話し合い、終わったんですか?」


「あぁ…」