【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱






 花蓮も、川原の方へ向かってる。




「花蓮!!」





 俺は、慌てて花蓮を追った。





 川原では、何か犬みたいなのが、野次馬に囲まれていた。





「何があった!?」




 山王の、ルークに聞く。




「狼だ…」