【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱








「ほら、早く来いよ」




 なんでまた手を引っ張るんですか〰!?




「ほら、歩け!!」





 命令された!




 私は、渋々歩いた。





「どこまで行くんですか〰〰〰っ」





 ていうか、これって倉庫って呼べないような…。




 だって、アパートみたいにでかいんだよ!?