気が付くと、





 向こうに亜衣さんと湊さんもいた。







 亜衣さんと湊さんは腕をからませ合って、




 さっすが夫婦だなぁなんて






 思ったりした。






 私は、奏太さんの右手にそっと左手を





 重ねた。






  巻ノ壱・END