だけど、落ち着いていたのは 最初だけだった。 「よぉぉしっ! 花火やろうぜぇっ!」 玲央さんが叫んだ。 パーティで、花火ってするもんなのかな。 普通のパーティをしたことのない私は 首を傾げた。 「んじゃ、外に出るか」 龍太さんが、意気揚々と倉庫を出て行った。