【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱






「ん…?おはよ、花蓮」






 おはよ、じゃないですよ!




 おはよ、じゃ!!!





 私は無視してベッドを出た。






「花蓮」






 名前を呼ばれて、立ち止まる。





「挨拶くらいしろよ」




 …。