【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱









 翌朝。





 私は寝返りを打とうとして失敗した。





 なんでだろう。






 目を開けると、奏太さんがいた。






「奏太さん!?」






 息苦しいと思ったら




 奏太さんの腕が私の首に回されてる。






 私を殺す気ですか!?