【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱









 !!





 私…さっき、すごく暴走したんだ…。





 奏太さんにも止められないくらいに。





 相手を殺そうとしたんだ。






 もしもまた戦場に出て





 暴走してしまったら…?






「わかりました」





 私は頷いた。