【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱






 


 もう限界だ…!





 心臓がもたないよ…!





 あと少しで…





 唇が重なる。






 ってときに






 ドアをノックする音がした。






 奏太さんが私を解放する。




 私は、三人掛けのソファに向かった。