乱舞の二人組が 近づいてきた。 「ここは俺らに任せてください、総長! 総長は、花蓮ちゃんを!」 平次さんの言葉に 奏太さんが頷いて。 私のことを抱き上げる。 恥ずかしい、 そう感じる時間なんてなかった。