【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱








「「……」」





 二人は、無言。






「黙ってねェで、なんか言えよ!!」






 きゃー、怖い!





「べーつにー?


 二人が羨ましいとか思ってねぇからな」





 思いっきり本音言ってます、龍太さん。






「龍太、



 暴露してんじゃん?」




 瑛太さんが、苦笑して。