【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱








「なんか、イライラしててさ。





 八つ当たりして、悪かった」







 直後、抱き寄せられた。





 …なんか、太腿に違和感が…。





 何かが当たっているような…。





「奏太さん、太腿に違和感があるんだけど」






 私の言葉に





 奏太さんは少し頬を赤くして。