【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱









「怖いよ…





 奏太さん、怖い」







 私、泣きながら訴えた。





 これでも、必死なんです!





 必死に訴えてます!!






「…ごめん」





 ふぇ?




 急に、謝られて驚いた。