「文句あるか?」 「あ、いえ…なんか、意外に軽いんで…」 さすがに、全員、抹殺なんて花蓮の前ではできねぇしな。 「あぁ、そかもな。だが、油断はするな。 少しでも気を抜けば、こっちがやられるぞ」 俺は、念のために警告する。 向こうだって、何かと攻撃してくる。 仲間や敵に、何人かの――或いは、多くの死者が出るかもしれない…。