奏太SIDE 「で、どうだ?」 父さん…つか、組長の声で、俺は物思いから 現実に引き戻された。 「大丈夫だ。今、龍太が、三人組を追跡してる。 直に、連絡が来る」 俺は、携帯電話を睨んだ。 龍太は、俺らン中でも追跡の腕がいい。