【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱






「うん」





 奏太さんが、私の手を掴んできた。





 なんだか、いつの間にか手を繋ぐことにも慣れてきてる。





「よし、いい返事だ」





 …なんか





 バカにされてるよーな。





「ほら、着替えろ」