【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





「いいじゃん、やらしいことしなけりゃ、いいんだろ?」





 そういう問題じゃありませんっ!!






「ま、早く寝ろ」





 渋々、ベッドに入ると、電気が消えた。





 変なことされたらどうしようって思ったけど、何もなかった。









 翌朝。



 隣にいた筈の奏太さんは、いなかった。