【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱









 バイクが、発進した。




「あ、安全運転を〰〰〰〰〰っ」





 私は、奏太さんに言った。




「…お前、S校なのかよ?頭、悪いんだな」




 そこに入るしか、なかったんですっ!!




「ど、どうせバカですよっ」




 私は、そっぽを向いた。



 それから、気になって、



「奏太さんは?」