【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





「ほら、花蓮ちゃん」





 亜衣さんに呼ばれて、私はついて行った。





「あの、どこへ行くんですか?」




 私の言葉に、




「食堂。ほかの組員もそこで飯を食ってんだ」




 奏太さんが答えてくれた。




 そんなでかい食堂があるんだぁ〰〰。