私は、頷いた。 「もう、自殺なんてしない」 「よし、それでいい」 奏太さんの表情は、変わらなかったけど、口調は穏やかだった。 「そろそろ、ごはんにしよっか」 私の髪からはさみを抜いた亜衣さんが、立ち上がった。 え、この時間から!?