「叶えてやろうぞよ
…その願い」
「無理だよ!
さっきフラれた
ばかりだもん…」
「私ならば叶えられる。
心配することはない。」
どうして
そんな自信が…?
「わかった…信じてみる」
「明日またお前に
会いに行くぞよ。」
「待ち合わせ
しなきゃ…」
「しない。」
「え?」
「天使じゃから空から
見守るぞよ。
また明日、朗報を
まってるぞよ」
「わかりまっきゃあ!
…え?」
何が起こったの?
今、目の前に強い光が
そしておばあさんが
…消えた?
いつの間にか
涙は乾いていた。
「急いで帰らなきゃ!」
あたりはすっかり
暗くなっていた。
お母さんに怒られるっ!



