◯ピンク◯

ほほを赤く染めたアナタが
あたしは好きだった

いつも心配してくれて
ありがとう

でもね
あたしはアナタを
きっともう好きにはなれない

出会いの季節だなんて
誰が決めたの?

春が来ると思い出す
目を閉じれば 浮かんでくる

空を見つめてる 君の横顔が

あたしにピンク色の景色を
教えてくれて『ありがとう』

桜色のキーホルダーは
今も引き出しに入れたままで

あたしはアナタを
覚えてる