【完】運命は罠と共に


「奈々、私に任せてて。上肢のほうは私が担当してるから、話す機会たくさんあるし」



亜美の考えてることは分からなかったけど、私の恋愛にここまで積極的に関わろうとする亜美も珍しかった。



だからなのかな。


任せてみようかなって思えたのは。



こんな話をしてるけど、仕事は仕事。看護師としてはきちんと対応しますとも。