意地悪なアイツ【完】




ー1ヶ月程前ーーー


修学旅行の一日目の夜のこと
私は健人の手をとり

『 健人は私のこと好き?』


何て言ってしまった…

バカだ…
本当にバカだ…

私はその場から走って逃げ
自分の部屋に帰った。



帰ったら寝ているはずの愛美が起きていて
凄い形相で帰ってきた私に驚いていた。


「どうしたの?」

愛美のその言葉に今まで抑えていた涙が
次々と溢れてきて…
愛美の胸に飛びつき状況を説明した。


『愛美だったらどうする?』

「唯のしたいようにしたら良いよ」


私はよく考えた。

考えて考えて考えた結果、
私は健人を避けようと考えた。



恥ずかしいのもあったし、
あそこまでして話しかけるのは健人に迷惑だと思う。

それに絶対に嫌われた…

これが私の精一杯の
言い訳であり答えだったんだ


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