意地悪なアイツ【完】




~健人 side~


唯は今まで隠していた俺の裏の顔を知ってしまった。


『まじめんどくせぇ。
おれ本当女に興味がないんだよね。』


そう龍に言ったら
龍は俺じゃなく俺の後ろにいる誰かを見ていた。


おかしい。

と思って振り返ると
今にも泣き出しそうな唯がいた。



目があった瞬間

唯は走って逃げて行き、
それを追いかけて俺も教室を出ていった。


角を曲がった唯に続いて俺も曲がったら
そこには、山田の手を借りて立ち上がる唯。


一瞬、唯を呼ぼうかと思ったけど

笑い合ってる二人を見たら
呼ぶ事ができなかった。