意地悪なアイツ【完】




次の日


あたしは真っ直ぐ学校には行けなくて
家の近くにある川に向かっていた。

昨日の雨はすっかり止み、
見上げると青空が広がっている。



サーーーー


あたしは悩むといつもこの川に来る。
川の流れる音を聞くと私の心が落ち着くんだ。


私は意を決して学校に向かう事にした。


昨日の事は忘れよう。

そう心の中で呟き、一歩一歩踏みしめながら学校へと向かう



学校へ着くと教室へと真っ直ぐ足を進め
深呼吸をして教室のドアを開けた。


一斉にクラスの皆が私の方を振り向く…

そのなかに健人も…


目が合う健人とあたし。

どうしたら良いか分からなくて
あたしから目を逸らしてしまった。