あたしたちは校舎から出てグラウンドへと向かった。
この学校では毎年、
卒業式が終わったらグラウンドに出て写真を撮ったりするのが恒例。
「ねぇー唯っ
四人で写真撮ろうよ!」
私の腕に絡ませながら愛美が言った。
『いいね!
誰かに撮ってもらおう』
「ん~あっ!
ねーねー飯田!
写真撮ってくれる?」
「おぅいいよ~」
愛美は同じクラスの飯田にカメラを預け
あたし達の元へと帰ってきた。
「どーゆー並びにする~?」
「じゃあ横一列に並ぼうぜ~
もちろん俺の隣はまーなーみっ!」
そうなると必然的に私の隣になるのは健人。
「お前の隣かよ~」
『嫌だった~?』
「別に~」
ほっぺたを膨らませて言うと、
ペチッと顔を挟まれタコさん状態に
『ふぁなにてぇ~』
「はっ? 何言ってんの?(笑)」
も~!
離してほしいのにっ!
この~
『いじゅわりゅ!』
「意地悪だと~?」
ここだけはハッキリ聞こえてたのか…(笑)


