意地悪なアイツ【完】



「お前、先生に名前呼ばれるとき緊張しすぎ(笑)
声裏返ってたじゃん(笑)」


確かに…
でも、あれだけ人がいたら緊張するよ…


ムスッとしていると


「もー怒んなって本当は可愛かったよ」


ポンポンっと私の頭を撫でながら
いつも言わないような台詞を言う健人。


『今日はいつもにも増して
素直なんですね~

ずっとそんな風にしてたら~!?』


恥ずかしさあまり嫌味たっぷりな事を言ってしまった。

ちょっと言い過ぎたかな…
なんて思っていると


「本当に可愛かったんだよ…
ほらっいくぞ!」


グイッと私の手を引き、
教室の方向へと連れられていった。




きっと今あたしの顔真っ赤だ!!!

普段あんな事言わないから照れちゃうじゃん!