愛美の肩に手を回そうとしたら
愛美はそれを華麗に避け
唯のところへと行ってしまった。
「私は龍より唯と居たいの~」
『ひどぉーい!!』
「はははっ!!」
なんて漫才みたいなことをしていると
なんとなく雰囲気で分かったのか唯も笑ってくれた。
そんな光景に健人と愛美と目を合わせて
ガッツポーズをした。
「おーい、みんなおはよう!!
今日はいよいよ卒業式だな!
廊下に出席番号順にならんでくれ」
いつも私服を着ている先生が
ビシッとスーツ着てガチガチに頭を固めてきめている。
そんなにガチガチにしなくても…(笑)
「おい藤田! なに笑ってるんだ」
『いや、先生の髪が…(笑)』
お腹を抱え、先生の頭を指しながら笑っていると俺の回りにいた生徒も笑い始めた。
「みんなして笑うんじゃないっ!
先生かっこいいだろ?」
襟を引っ張りながら言っているけど
どお見ても漫才師にしか見えない。
「よしっみんな並んだな~
体育館にいくぞ~」
ズラッと廊下に並んだ生徒が
一斉に体育館を目指して歩く


