意地悪なアイツ【完】



健人が学校に来だして
一ヶ月が経とうとしていた。


いつもポッカリと

寂しそうに空いていた席が
当たり前になっていたのに、

今では俺のものといわんばかりに
机にうつぶせして寝ているのが日課。


なんだか机も嬉しそうだ。



「ねぇ、来月って12月じゃん!
12月と言えば健人の誕生日じゃん!

唯は何プレゼントするの!?」


テンポよく私に質問してきたのは愛美。

満面の笑みで、
生き生きとした表情している。


最近、龍とラブラブだからって
私にまでそのオーラを放ってくるから迷惑だ。



そういえば来月は健人の誕生日か。

去年は財布あげたんだっけ…。


ずっと前から欲しいって言っていたの
あげたから凄く喜んでたんだよねー


今も大事に使ってくれてるし…