意地悪なアイツ【完】




愛美のこの表情を見ていたら、
今さっき告げられた私の病気のことを

話して良いのか分からなくなった。


もし、話しをしたとして距離を置かれたらどうしよう…

そう思ってしまう。



「唯っ!!!」


私は考え込んでいたせいか

愛美が話しをしているのを聞いていなかったらしい…。



『ごめん、何の話しだったっけ?』


「…唯、やっぱりおいよ」


おかしいのかな…。




愛美は私が目の病気だなんて知らない。

もちろん目の前が暗くなったそのせいで転けて、
ケガをしたことも…。



私は迷った。


この病気のことを
話すか話さないか…。