意地悪なアイツ【完】



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あれは約1ヶ月前だっただろうか…。


唯と愛美の悪口が黒板にかかれた次の日

俺は夕陽に照らされ真っ赤に染まった廊下を一人で歩いていた。



今日の出来事は酷かったな…

そんな事を思いながら教室に向かっていたんだ。

長い長い廊下を歩いていると
どこからか話し声が聞こえてきた。


楽しそうではない…。

真剣な声…。


その話し声は、俺が向かっている教室から聞こえていることに気づいた



「お前ら何で別れたんだよ…」

その声が聞こえたとき、
どこかで聞いたことのある声だと思った。


恐る恐るドアの影から覗いてみると、
教室にいたのは龍と健人



盗み聞きをするのは胸くそ悪いと思ったから、その場から立ち去ろうとした。



その時、