意地悪なアイツ【完】



そこにはニコニコと笑う唯に

よっ!と言って手を上げる健人、

両手を大きく左右に振る龍がいた。



「「「おはよう」」」

声を揃えて挨拶する三人に

『おはよう』と私も笑顔で返した。



久々に通る商店街。
真っ青な空。
清々しい風が吹き、私は伸びをした。



バシッ


いきなり頭を叩かれる。
振り返るとニヤニヤしている龍がいた。



「朝から呑気に伸びなんかしてんだよ(笑)」

『うるさいなー!』

と私は龍を追いかけた。


こんなやりとりも久々。
気持ち悪いほどニヤついている自分がいた。



学校につくと色んな人から挨拶をされた。

今日は楽しい一日になる
そう思っていた…