意地悪なアイツ【完】




チュンチュンッ


鳥の鳴き声で私は目覚めた。
直ぐに時計を確認する。

【07時12分】

良かった…
寝過ごしてなかった…


私はゆっくり朝食をとり、
学校へ行く準備をした。


久々に腕を通す制服。
何だかブカブカになったな…



私は首にできたあざを
ファンデーションで何度も重ね、

目立たないように…
分からないようにした。


『よしっ完璧!』

と、鏡を前にして気合いを入れた。




ピーンポーン


「まーなーみー迎えにきーたーよー!」

外から聞こえる唯の大きな声。
思わず笑みが出てしまう。

私は走って階段を降り、
ローファーを履いてドアを開けた。



ガチャッ

『おは…』