意地悪なアイツ【完】



でも、その日を境に陵也は私に暴力を振るうようになった。


その後は必ず

「ごめんね…大丈夫?」

なんて傷ついた私に優しくしてくれる



きっとこれはDV…。
自分でも分かっていた。

でも、殴られている時
今の陵也は本当の陵也じゃない。

いつからかそう思うようになっていた。




ある日の夜、唯からメールがきた。


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From 唯

よっ!
最近、学校来てないじゃーん…
明日一緒に学校に行こうよ!
8時に迎え行くからね。

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ゆい…

嬉しい気持ちと
苦しい気持ちと
罪悪感が交差して

私は目から大粒の涙を流した。


携帯を胸に当てながら

『ごめんね…ごめんね…』

と何回も呟きながら静かに眠りについた。