意地悪なアイツ【完】



私はソファに座って辺りの家具や写真などをみていた。

すると、
この部屋に溶け込んでいない
一つの黒い箱が目にはいった。


なんだろう…
何故か違和感を感じる



ダメだ…と思いながらも
その箱を手にとって開けてみた。



『えっ何これ…』

箱の中には、私が街中を歩いている写真や
よく行くカフェのコップ、
そして最近無くなった下着が入っていた…



「何してるの…?」

後ろから声が聞こえたと同時に
私が持っていた黒い箱を落としてしまった。


「ダメじゃん…(笑)
人の物、勝手に触っちゃ」

落とした箱の中身を一つ一つ拾いながら
不気味に笑う陵也。


『どうして…!?』

私がそう問いかけた瞬間…


「黙れ…」

強く低い声が部屋に響き渡った。