そのころ、沙奈ちゃんは玄関ホールへと向かっていた。





沙奈「はwあんなんで泣く奴がどこにいるかっつの!嘘泣きだよー♡初音ちゃん?wふふん♩」




二年生になった六月初旬、



まだ沙奈ちゃんのことをよく


知らなかった。