耳まで真っ赤にしたヒロが私の腕を掴んだ。


「ひ、日向!!プレゼント買いに行くぞ!!」


「えっ、あ、うん。あ、亜紀、ま、また明日!!」

私どんだけ動揺してるの…。


教室から出ようとした私の耳元に、亜紀が小さな声でささやいた。