私が…言った方がいいのかなぁ。 斎木さん…ヒロからは言われたく…ないよね。 写真を眺めてる時、机の上にある高校の体験入学の紙が視界に入った。 ヒロが行く高校……かも。 そう思って、紙を見ようとした時、ヒロの声がした。 「……ん…、ハァ……ハァ……。」 とても、キツそうな声。 私はヒロの所に駆け寄る。