「あつい…」


「ね!」

笑いながら私は答えた。


「あ、愛梨ちょうだい!」

富美が通りかかった。


「いいよ♪はい!」

あーんとしてあげた。


「ありがと!ヨッシーと仲良くね♪」


いまだに相談したのは富美だけ。


富美は彼氏と歩いていった。


「…」


「悠希…?」


じみに怖い…

すると口を開けた。


「え?」