「愛梨…?」 え? 「富美…」 富美フミがいた。 四組の子。 富美にはなんでも言える。 「愛梨…どうしたの?」 「ふみぃ~!」 富美に抱きついた。 泣いた。ずっと。 「愛梨…」 少し落ち着いてから、富美には全部話して。 「そうだったんだ。ヨッシーかぁ…」 「…」 「それに…ヨッシー、悠馬、先生の釘指し…。ちょっとね…」